2010/06/13

自宅のLANシステム再構築

これまで自宅で便利に使ってきたVAIO-R(XPマシン)がついに電源が入らなくなり,これを直すほどの価値を感じられず,LANシステムの再構築をすることにしました。職場でも個人のノートPCが使えなくなることが明らかになり,これまで校務で使ってきたWindows7のノートPCを中心にしてシステムを組み替えることにしました。


普通自宅のPC環境というと,PCが1台あって終わりというのが普通だと思いますが,我が家では,3台のNASをはじめネットワーク対応のプリンターも2台接続され,快適な作業環境を確保されています。5年前のノートPCはUbuntu9.10を入れてWeb閲覧用に再生,コピー機とスキャナとプリンターが一緒になった複合機は,まさに今がお買い得,無線LAN対応でもあるのに2万円もしません。昨年転居を機に導入した無線LAN(11n)と1000MベースのLANは快適です。


以前から使用してきた250GのNASとそのNASに直接接続されたそのバックアップ用のHDDの経験を生かし,画像&動画保存用の1GのNASを新たに設置,こちらも1GのUSB接続のHDDを直接接続し定期的にバックアップするようにしました。データは基本的にノートPCの500GのHDDに保存,同期ソフトを使って2台のNASに動画や画像とデータに分けてバックアップし,その後それぞれUSB接続のHDDにも自動的にコピーされるダブルバックアップシステムです。今回導入いた画像&動画用NASはDLNAとしても動作し,リビングのテレビから写真や動画を見ることができます。

デュアルディスプレイはノートPCのアナログRGBの端子を利用して簡易的に実現,無線マウスもそのまま移植したので,今回の導入コストは新規に導入したNASとHDD,および複合機のみ,トータルで5万円に収まりました。投資のわりにはかなり充実したシステムにできたと思います。

みなさんはデータの管理どうされているのでしょう。私はこの他に手持ちのUSB接続のHDDを使ってのバックアップもとっています。動画以外のデータについては,エクスプレスカードタイプのSSDに保存して全く別の場所で管理しています。それでも不安です。データだけはなくならないように万全を期したいと思います。

時計ストラップの工夫と交換



昨日東京での会議に出席するために上京,ついでに秋葉原駅で降りて極々普通のソーラー電波時計を購入してきました。しかし,私のことですから時計は普通なのですが,店員さんからみると変わったお客だったようです。

汗かきなもので,毎年夏になると腕時計の金属にかぶれてしまい,腕時計をつけることができませんでした。普通の時計はバンドが布製でも本体の裏側の金属のふたが肌と接するようになっています。そこで目をつけたのが,時計の裏側までストラップがつながっているNATOストラップと呼ばれる製品です。このストラップ元々はNATO軍仕様のもののようですが,詳細は知りません。いわゆるミリタリーウォッチにはこうしたストラップを使うものが多数あります。ところが,ミリタリーウォッチにはなぜか電波時計がありません。電波が妨害されても動くことが軍用では大事なのかもしれませんね。そこで国内有名メーカーの製品で探したのですが,これもまたない。NATOストラップそのものが国内有名メーカーには見向きもされていません。

そこで考えました。同じようなデザインのバンドをつけている時計のストラップをNATOストラップにすればいいと。ヨドバシカメラの店員さんに無理をいいながら,交換するための工具を購入!(630円),そしてもちろんNATOストラップ(商品名は違いましたが似たようなものということで)に付け替えたわけです。


交換してみて納得,単純に時計のストラップってバネ棒がついているだけだったんですね。バネ棒とはバネで伸縮する棒状の部品です。工具でこれを押して縮めて引き抜くだけなんです。

NATOストラップと国内有名メーカーの時計本体のおかげで正確な時間を今年の夏はいつでも知ることができそうです。私のように金属がいやだという人は多くいるのではないかなと思ったりして,こうした工夫はもっと広まってもいいかなと思いました。